50代フリーランスから聞いたIT技術者が電気・電子を学ぶことの重要性

50代フリーランスから聞いたIT技術者が電気・電子を学ぶことの重要性

ゲームプログラマ、Windowsアプリプログラマ、電気・制御設計と、色んなエンジニアの仕事を経験してきたヤスです。

私が前の会社にいたときのことですが、その職場には、50代でフリーランスをしている二人の技術者と一緒に働いていました。

その方々の経歴が似ていて、二人ともソフトウェアを学んだ後、機械の制御ソフトウェア開発、IT系の会社でネットワークやデータベースなどを使ったプログラミングを経験した後、独立してフリーランスをしているとのことでした。

その方々が凄い所は、ITだけでなく電気・電子の知識も持ち合わせていることです。

電気・電子の知識は、機械の制御ソフトウェア開発をしていた時に身につけたそうです。

50代でフリーランスのプログラマとして働いていることが凄いですが、ずっと仕事を失わずに働き続ける秘訣は何かを聞いたら、ITだけでなく電気・電子の知識があったことだそうです。

その方々から聞いた電気・電子の知識の重要性について皆さんとシェアしたいです。

IT・電気・電子の三本柱は強い

ITだけが出来る人、電気・電子だけが出来る人というのは探せばたくさんいますが、その両方を出来る人って意外といません。

世間にニーズのある人材というのは、IT・電気・電子の全ての知識がある人です。

例えば、ロボットやその他機械の設計を一からやろうとした時、特定の技術しか出来ない人では視野が狭く、上手く設計できないことが多く見受けられます。

実際に分業化が進む大企業のプロパーの方で見たことがあります。

大企業では、この状態を危惧しており、ジョブローテーションなどを行って多様に活動出来る人材を増やしています。

フリーランスで活躍するならば、幅広い知識を持つことで様々な仕事を請け負える状態にすれば、食いっぱぐれることがなくなるのではないでしょうか。

電気・電子は不変

IT技術は、変化のスピードが速く、今日得た知識が明日には廃れるということも珍しくないです。

そのため、常に新しい知識の吸収が必要となり、仕事の合間に勉強しないとIT業界に付いていけなくなります。

しかし、電気・電子の知識や技術は、根本的に変わることがないです。

変わったとしても、殆どがマイナーチェンジで、一度基礎を身につけてしまえば、長年利用できる知識です。

歳を取ってきて覚えが悪くなり、IT技術の変化に付いていけなくなったとしても、電気・電子の技術で食べていくことが出来ます。

電気・電子の技術は習得が難しい

はっきり言っちゃいますと、ITに比べて電気・電子の技術は難しいです。

ITでもGoogleやMicrosoftなどの企業で働く一流に求められる技術は難しいと思いますが、それ以外ならば意外と修得するのが難しくないんです。

現在の日本で文系プログラマが多く存在することがそれを証明していると思います。

極めれば難しいですが、参入は簡単なんです。

文系から電気・電子技術者になった人というのは、あまり耳にしません。

電気・電子は、導入から理解が難しいのです。

プログラムの場合、誰かに教えてもらえばPCで動くアプリケーションが簡単に作れます。

自分が勉強した結果が目に見えて分かるので、勉強の意欲が湧きやすいです。

一方、電気・電子は中々目に見えて分かる物を作るのが難しいです。

電子工作を例に取ると、最初の難関として半田付けがあります。

半田付けが上手くできず、コンデンサなどの素子を駄目にしてしまい、成果どころか失敗ばかり目にするので、嫌になる人が多いのではないでしょうか。

また、何とか作っていっても、完成品はLEDが光るだけとか、パッとしない成果物が多いです。

そのため、面白みを感じる前に止めてしまう人が多いのだと思います(理論も難しいです)。

しかし、だからこそ修得すれば、一生使っていける技術を身につける事が出来ます。

PCの理解にも必要

ここまでにフリーランスで活躍したいなら、電気・電子を学んだ方が良いと力説しましたが、フリーランスにならない人でも電気・電子を学ぶことをお勧めします。

なぜなら、本当にITを理解しようと思うなら、電気・電子の知識が不可欠だからです。

IT技術者に必須なPCですが、いったい何人のIT技術者がPCについて理解しているでしょうか。

Webデザインやアプリケーション開発ならば、PCについて知らなくても問題ないかもしれません。

しかし、OSやカーネルなどの話になってくると、PCの仕組みの理解が必要になってきます。

そのときに電気・電子の知識が必要になるのです。

そのため、IT技術者として本当にニーズのある人材になりたいのならば、電気・電子の勉強をすることをお勧めします。