もしブラック企業に就職してしまったら辞めるのがベスト? 転職して仕事を変える前に検討すべき5つのステップ!

もしブラック企業に就職してしまったら辞めるのがベスト? 転職して仕事を変える前に検討すべき5つのステップ!

元ブラック企業社員のヤスです。

ブラック企業を退職してからもうすぐ2年が経ちます。

退職してから2回転職をしましたが、どちらの会社もホワイト企業でとても働きやすかったです。

経験したホワイト企業2社のうち、1社は従業員数約2万人の大手メーカーです。

ホワイト企業、それも大企業に転職して良いなーと思われるかもしれませんが、良いことだけではありません。

大企業にもメリット・デメリットがあります。

転職して後悔していることもあります。

そこで、現在ブラック企業に勤めていて苦しんでいる人に後悔しない転職をしてもらうために、ブラック企業を退職前に考えて欲しいことをまとめてみました。

ブラック企業でも、実はまだ得られることがあるかもしれないので、じっくり考えてから転職してもらいたいです。

ステップ1:現状の問題点を分析する

まずは、自らの状態を確認し、現状の問題点を分析しましょう。

今の企業にどんな不満があるのか、何がブラック企業と思わせているのかを認識しましょう。

会社への不満としては、以下のような点が挙げられると思います。

  • 過剰な労働時間で毎日終電、休みがほとんど無い
  • 上司のパワハラ、セクハラが酷い
  • 人間関係が最悪、職場がギスギスしている
  • コンプライアンスに違反している仕事をしている、強制される
  • 出張ばかりで家族と過ごす時間を持てない
  • 簡単な仕事ばかりさせられて、仕事にやりがいを持てない

これらの不満の幾つかは、私も経験があるので気持ちが分かります。

上記の不満は、転職をすることで解決できる確率が高いです。

しかし、ここで安易に転職することをお勧めしません。

一つは、今の会社で解決出来る不満の可能性があります

例えば、「仕事にやりがいを持てない」という不満であれば、自分でさらに仕事を面白くするように動いたり、上司にやりたい仕事をさせて欲しい旨を相談してみる、他部署に異動をするといった行動で解決できるかもしれません。

もう一つは、不満に焦点を当てすぎてしまい、不満を解消するためだけに転職してしまう可能性があります

特に「過剰な労働時間」で悩まされている方は、働き過ぎのせいで疲れがたまり、思考が鈍っていることもあるでしょう。

その状態で不満解消のためだけに転職活動をし、本来自分がやりたいと思っていた仕事以外の仕事で転職してしまうかもしれません

そのため、これらの不満を認識した上で、次のステップで自分の将来の目標を明確にし、現在の不満と将来達成したい目標を比較した上で転職するかどうかを決めましょう。

ステップ2:人生の目標を明確にする

不満を明らかにし、退職に向けて動き出したところで、次に人生の目標を明確にしましょう。

ステップ1で述べたとおり、不満解消のためだけの転職を避け、本来自分がやりたいと思っていること、将来なりたい自分を想像し、それに向けて転職または退職をしましょう

しかし、「人生の目標を明確にする」と言われても簡単には出来ないでしょう。

基本的な指針として、好きなことを仕事にすることをお勧めします。

私の今までの経験ですが、やはり好きなことの方が仕事でパフォーマンスを発揮出来ます。

当然ながら、嫌々やっていることでは成果が出にくいです。

好きなことを仕事にすることについては、以下の記事を読んで下さい。

ホリエモンこと堀江貴文氏の著作に関しての記事ですが、この本にこれからは好きなことを仕事にすることの重要性が載っているので一読必須です!

それでも「好きなことっていわれても分からないよ-」という人がいると思います。

そこで以下に目標を明確にするための指針を幾つか挙げてみました。

以下を参考にして目標を定めてみてください。

ワクワクした経験を思い出す

過去にあなたが経験したことの中で特にワクワクした経験を思い出してください。

ワクワクしたということは、その経験を楽しんでいたということです。

さらに言えば、その楽しんだことは、あなたの好きなことです。

ワクワクした経験を思いだすということは、自分が好きなことを明らかにすることに繋がります。

もし、ワクワクした経験を思い出せないのであれば、今何かやりたいことを想像し、それをやってみてください。

それでワクワクしたのなら、それがあなたのやりたいことです。

ワクワクの重要性については、下記の著作が参考になります。

ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
by カエレバ

寝る間を惜しんでやることを見つける

睡眠時間を削って好きなことをした経験はありませんか?

私の場合、子供の時はTVゲームが大好きで徹夜してプレイしていました。

結局、それを続けた結果、最終的にゲームを作る側(ゲームプログラマ)に回っていました。

寝る間を惜しんでやっていることというのは、それこそあなたが大好きなことです。

睡眠時間を削ってまで頑張れることを仕事にしたとしたら、嫌々仕事をしている人と比べて頑張れる度合いが全く違うと思います。

それを見つけて、仕事にするなり、個人で続けるなどをした方が良いです。

この「寝る間を惜しんでやる」ということについては、鳥居謙吾氏のブログに掲載されています。

鳥居さんのこの記事にあるラジオを聞くと、さらにやりたいことが明確になると思いますので、ぜひ聞いてみてください。

トリイくんradio【やりたいことはどうすれば見つかる?】

何故?を5回繰り返す「なぜなぜ分析」をする

これは、マーケティングでユーザの潜在的な要求を見つける際に使われる手法で、5回なぜを繰り返すと問題の本質が見えてくるそうです。

これを世間では「なぜなぜ分析」というそうです。

トヨタ自動車の副社長 大野耐一氏が体系化したトヨタ生産方式で採用されている実績のあるテクニックです。

やり方としては、今、あなたがやりたいと思っていることがあったら、それについて自分で何故?を5回繰り返してください。

私がなぜなぜ分析をやってみました。

 

Q1. 何がしたいの?

自分「プログラマとして海外で働きたい!」

Q2. なぜ海外でプログラマをやりたいの?

自分「英語力、海外勤務経験、プログラミングがしたいから!」

Q3. なぜそのスキルが欲しいの?

自分「英語力があれば海外のどこでも働けるし、プログラミングが出来れば場所を選ばず働けるから!」

Q4. なぜ海外でなければいけないの?

自分「日本で働くより英語力が身に付くし、外国人と一緒に働いて外国の文化に触れられるから!」

Q5. なぜ英語力とプログラミングを身につけたいの?

自分「英語力とプログラミングが出来れば、世界中のどこにいても働けると思っているから!」

 

という風に、私の場合は、場所を選ばずに自由に働きたいという本質が見えてきました。

このように、なぜなぜ分析を行うと、自分が本当に求めていることが見えてきます

やりたいことがはっきりしない人は、この分析を行ってみて下さい。

ステップ3:今の職場で目標を達成出来るか?

目標が明確になったら、今の職場で目標を達成出来ないかを考えてみましょう。

例えば、私のように「英語力、海外勤務経験、プログラミングスキル」を得たいと考えた時に、今の企業にはアメリカに支社があるため、そこに異動すれば英語力と海外勤務経験を得られます。

プログラミングスキルは得られませんが、そこは自分で勉強して補間しようとすれば、今の企業でも目標を達成出来ます。

また、私のようにアメリカの支社に転勤することを考えれば、過剰な労働時間や人間関係などの不満も解決するかもしれません。

このように、転職を考える前に、今の職場で目標を達成する方法がないかを考えてみましょう。

不満を抱えていて、そればかりに焦点を合わせると会社の嫌な面ばかり見えてきて、一刻も早く辞めたいと思うかもしれませんが、そこは会社への不満を一度置いておき、フラットな目線で会社で出来ることと自分の目標を重ね合わせ、会社で出来ることを洗い出しましょう

ステップ4:スキルがつく環境か?

今の職場で目標が達成できなくても、その目標に近づくスキルが得られないか考えてみましょう。

年齢にも依りますが、スキルが得られる環境があり、まだ精神的に保つのであれば、すぐに転職しないで十分なスキルが得られるまで今の企業で修行をするという選択肢もあります

以前のブラック企業では、休みはない、酷いパワハラ、最悪な上司と散々でしたが、スキルが得られる環境がありました。

そのため、そんな職場でも3年半も続けることが出来ました。

目標を達成するためのスキルを身につけるんだ!という強い意志があれば、酷い環境でも精神的に耐えられると感じています。

フレデリック・ラングブリッジ氏の名言で、「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。」という言葉があります。

苦しい環境でも自分の見方次第でその環境をどう感じるかが変わるという内容です。

スキルが身につく環境がある人は、これを意識して踏ん張ってみることも考えてみてください。

また、年齢が高い場合は、スキルがつく環境があっても、新しいことを早く始めた方が良いかもしれません。

個人で何かを始めるのならば問題ないかもしれませんが、異業種に転職するというのであれば、年齢が高いとポテンシャルがあっても採用されない確率が高いです。

年齢を重ねるよりも早く移動した方が良い場合もあるので、よく検討する必要があります。

ステップ5:退職時期を検討する

退職を決意したら、いつ退職するかを決めましょう。

例えば、ステップ4でスキルが付く環境が今の職場にあるのなら、退職時期をスキルが身につきそうな2,3年後に設定するのが良いでしょう

精神的に厳しいなら、今すぐにでも退職した方が良いです。

また、次の職場が決まったとしても、退職時期はよく考えた方が良いです。

私はいつもボーナスをもらった後に退職する旨を伝えるようにしています(笑)

基本的には、円満退職をするのがベストですので、会社の規定に載っている退職する何ヶ月前に退職の告知をしないといけないかを確認して、適切な時期に告知するようにしましょう。