人を動かす文章とは? メンタリストDaiGoに学ぶ「人を操る禁断の文章術」

人を動かす文章とは? メンタリストDaiGoに学ぶ「人を操る禁断の文章術」

メールや企画書の文章で悩んだことはないですか?

 

「取引先へのメール、どう書けば良いんだろう?」
「何回書いても企画書が通らない。企画自体は良いはずなのに…」

私自身、いつも悩みながら書いています。

大体書き終えて送信や提出した後に、「しまったなー、あれだと伝わらないかなー」と、後悔することが多いです。

そういう時は、企画書や仕様書ならば、上司から突き返されることも度々あります。それも真っ赤に訂正されて(笑)

それに貴重なご意見付きです。

 

「この文章だと伝わらないよ。どうしてこういう書き方するかなー。大学で何を勉強してきたの?」
「(電気電子工学ですけど何か?)」

言い返したいところですが、この指摘が結構的を射ているので悔しいです…

私もこのままではいけないと思い、ライティングに関する本を何冊か手に取るも、どれもしっくりこないんですよ。

確かに良いことは書いてあるけれども、どれも実践するまでに至らない。

ライティングの本に多いのは、キャッチコピーがどうのこうの書かれていて、人を引き付けるための書き方ばかり。

私が知りたいのは、ビジネスで使える、人に伝わる分かりやすい文章が書けるようになる方法なんですよ。

そんな本を探して、年末年始に本屋さんをウロウロしていると、面白い本を見つけました。

一時テレビで引っ張りだこだったメンタリストDaiGoさんが書いた、心理学を用いた人を動かす文章を書く方法をまとめた本です。

ぱらっと本を立ち読みしてみると、まさに自分が求めていた本でした!

人間の心理を考慮した上で、どういった文章を書けば良いかを体系的にまとめられていて、且つ、小賢しい文章がなく、頭にすぅーっと入ってきて、苦無くライティングを学べる良本だったのです。

凄く良い本だったので、この中でも自分に取って役立ったテクニックを紹介します。

伝わる文章ではなく、したくなる文章を書く

おそらく、相手を納得させる文章を書けない私のような人は、文章が苦手なだけに、わかりやすい文章を書くことに集中して、伝えることだけを考えて書いてしまうと思います。

 

「伝わる文章を書くのなんて当然でしょ。そのために文章を書いているんだから。」

と、誰もが感じていると思いますが、この本によれば、伝わる文章ではなく、したくなる文章を書くことが重要だというのです。

何で伝えたいのかをよくよく考えると、相手に何かをして欲しいから伝えたいということが多いことに改めて気がつきました。

伝えるというのは過程であって、欲しい結果は相手に自分がして欲しいことをしてもらうことなんです。

当たり前のようで盲点でした(私だけ?)。

この結果を意識して書かないと、やたらめったら長い文章で説明を書いて、結局何が言いたいのか分からない文章になってしまうのです。

私自身、説明に力を入れてしまい、曖昧な文章になってしまった経験があるので、えらく納得しました。

そして、そうならないようにするための考え方として、ワンメッセージ・ワンアウトカムという方法があります。

これは、一つの文章に一つのメッセージを込め、一つの結果を得る考えです。

一つの文章だと、そんなに長くなることもないと思います。

短い文章にたった一つのメッセージを込めることで、相手に伝わりやすくなるということです。

重要なのは、相手に何をしてもらいたいか、それを文章にメッセージとして書くということです。

考え方を変えるだけなので、早速試してみて下さい。

堅い文章ではなく、誰かに話すような感じの文章にする

ビジネスだと、やけに堅い文章になりがちですよね…

それも伝えようと気張るほど、ガチガチの文章になってしまいます。

気がつくと冗長になって、受け入れにくい文章になってしまうことが往々にしてあります。

何故受け入れにくい文章になるのかというと、論理的に書いているため、感情を疎かにしてしまっているからです。

人を動かすには、感情に訴えなければいけません

感情に訴えるのに、論理的なガチガチに堅い文章では、相手が緊張するだけで受け入れてもらえないのです。

だから、この本で推奨していることは、話すように文章を書くことです。

話しているときは、リアクションしたり、感情を表わす言葉(ワクワクする、ドキドキしたなど)を使いますよね。

普段、私たちが聞いている言葉の方が、すんなり受け入れることが出来るんですよ。

普段から堅い文章を書いている人は、砕けた表現を使うことに躊躇するかもしれませんが、実際に効果があるか一度試してみると、その効果が分かると思います。

ビジネスでは、あまり砕けた表現では不敬にあたる可能性があるので、敬語を使いながらも心に響く表現を使う必要があるので、中々難しいところですが、なるべく不敬にならない程度で感情表現を書き込むと良いでしょう。

ポジティブな言葉から書き始める

文章の書き始めは、初対面の人と会うようなものです。

第一印象が大切だということは、誰もが認識していることだと思います。

初頭効果という心理現象があります。

これは、第一印象は7秒で決まり、これが半年間も持続するという現象です。

そのため、初対面の人とは、笑顔で元気よく挨拶して、第一印象を良くするように努める人が大多数でしょう。

文章も同じです。初対面の人と会うような感じで初めの文章を書くと、相手の印象を良くする事が出来ます

「先日の打ち合わせは、〇〇様のおかげで充実した打ち合わせになりました。」

といった感じで書き出すと良いと思います。

同じ意味の言葉を異なる言葉で繰り返す

三国志で「三顧の礼」というのを知っていますか?

気鋭の軍師”諸葛亮孔明”を軍に迎えるために、国主の”劉備玄徳”が口説きに行ったが、中々快諾してもらえなかった。

諦めずに出向き、3回目で諸葛亮孔明より快諾してもらえたという話です。

この時、諸葛亮孔明は、これを「三顧の礼」と言いました。

実は、心理学でも3回という数字には意味があります。

暗示においては、3回同じ事を言われると、人は嘘でも信じてしまうという心理現象があります。

これは、文章でも同じで、文章に伝えたい言葉を3回入れ込むと、説得力が46%も上がるのです。

さらに、これを10回に増やすと、説得力が82%までにも上昇するのです。

そのため、伝えたい言葉は、文章中に散りばめましょう。

ただし、同じ言葉を使い続けると、飽きが来てしまうため、意味が同じで言葉で違う言い回しをしましょう。

前半を盛り上げ、中判で盛り下げ、後半でまた盛り上げる

感動的な物語にありがちな展開は、どんなものか覚えていますか?

多くの物語が、途中でピンチの状況になり、そこから奇跡の大逆転をして、最後はハッピーエンドを飾るという構成になっていると思います。

このジェットコースターみたいな展開は、人に感動を与えるようになっています。

これは、メールや記事の執筆などにも使えます。

途中でピンチになった話、ネガティブな話を挟み、その後にそれを挽回する話を加えることで、人の心を揺れ動かすことができます。

そのために失敗談を溜め込んでおくのも面白いかもしれませんね(笑)

P.S.(追伸)が最も読まれる

意外にも、メールで最も覚えられている内容は、最後の追伸の部分なんです。

おそらく、これを知らない誰もが追伸はおまけだと考えていたと思います。

ところが、この追伸が最も読まれていて、相手に覚えられているというのだから驚きです。

これは、ツァイガルニク効果によるものだそうです。

ツァイガルニク効果は、完了していないこと、途中で止めたことほど、人間はよく覚えているという効果です。

これを利用して、追伸に自分が相手にしてもらいたいことを詰め込むのです。

そうすると、相手の記憶に残り、より効果的に自分の思いを伝えられるでしょう。

科学的に人を引きつける文章を書く

DaiGoさんの本の良いところは、科学的に検証されている理論を中心に構成されているため、非常に信用できる内容になっているところです。

あとがきには、どんな本や論文を参照したかがしっかり掲載されており、さらに深く知りたいときは、その資料を参照するだけで済む点も良いです。

あなたもメンタリズムを利用すれば、人を魅了する文章を書けるようになりますよ!

文章能力に悩んでいる人は、是非手にとって見てください。