婚活で苦戦中のヤスです。
私は、マッチングアプリの黎明期からアプリを使用して婚活をしています。
なんだかんだで6年も婚活していることになります(悲)。
黎明期に使用していたアプリは、Omiaiというアプリです。
おそらく、最初にSNSとの連動による婚活サービスを始めたのがOmiaiではないでしょうか。
マッチングアプリを使う中で彼女が出来た時もありましたが、結局別れてしまったので、再度マッチングアプリを使って婚活しています。
初期のマッチングアプリでは、私程度のスペックでも結構出会えました。
しかし、最近のマッチングアプリは、ほとんど出会えなくなりました。
特に私のようなブサメンに顕著に表れていると感じます。
その理由をシェアしたいと思います。
心理学的な根拠
まず、心理学的にブサメンがマッチングアプリに向かない理由があります。
恋愛心理学の一つに、恋愛の過程を示したSVR理論というものがあります。
この理論は、恋愛過程を3段階に分けており、それぞれ、恋愛初期の刺激段階(Stimulus)、恋愛中期の価値段階(Value)、恋愛後期の役割段階(Role)と定義しています。
ここで重要になるのが、恋愛初期の刺激段階です。
刺激段階とは、外見や性格、振る舞いなどに刺激を受けて好意を持つ段階です。
ここで刺激を受けなければ、恋愛に発展しないため、とても重要な段階になります。
しかし、マッチングアプリでは、相手に刺激を与えられる情報が外見しかありません。
プロフィールを入力し、自分の性格や趣味を伝えられますが、言葉で表しても相手にはほとんど伝わりません。
しかし、外見はダイレクトに相手に伝わります。
そのため、相手が刺激を受けるものは、マッチングアプリでは外見だけになります。
心理学でも出会い系で外見の善し悪しに有意さがあるかを検証した結果、外見が良い方が圧倒的に有利という結果が出ています。
これより、マッチングアプリや出会い系は、ブサメンには向かないのです。
さらに最近のマッチングアプリの性質が、この論理に拍車を掛けています。
利用者の急増
マッチングアプリ黎明期は、マッチングアプリという名前が全く知られていないくらい無名だったため、アプリをやっている人がそこまで多くなかったです。
また、マッチングアプリの特徴として、Facebookのようにユーザの信頼性が高いSNSと連動させることで、アプリ自体の信頼性を上げていることが挙げられます。
マッチングアプリが登場した時は、SNSの普及率も今より広くなかったです。
それらが相まって、黎明期はライバルが少なかったです。
しかし、最近では、マッチングアプリが婚活の代名詞になるくらい有名になり、また、SNSも当たり前のように使われています。
SNSに関しては、アカウントを持っていない人がマイノリティなくらいです。
このため、マッチングアプリのユーザが急増し、ライバルが一気に増えました。
ユーザの中には、イケメンや高スペック(医者や弁護士)も多く、ただでさえスペックで劣るブサメンが太刀打ち出来る状況ではありません。
前項でも書いたとおり、出会い系では顔で判断されることがほとんどです。
こんなにもライバルが多く、さらに顔で判断されるマッチングアプリは、ブサメンには不利であると言えます。
いいねを押せる数の増加
マッチングアプリと呼べるものがOmiaiしかなかった黎明期では、いいねを押せる数が1ヶ月に30回でした。
課金をすることでさらに押せる回数を増やせますが、無料で押せるのは30回だったのです。
しかし、マッチングアプリが増えていく中で、1日に1回、ランダムで表示される5名のユーザに無料でいいねが押せたり、ログインする度にいいねやポイントが付与されたりと、他のマッチングアプリとの差別化を図るために、いいねを押せる数を増やしていくようになりました。
これにより、女性がいいねをもらう数が倍増し、可愛い子だと1,000以上のいいねをもらっていることが当たり前の状態になりました。
そこまで可愛いわけではない人でも、結構な数のいいねをもらっています。
この状態では、いくらいいねを押しても、他のいいねの中に自分のいいねが埋もれてしまい、女性に全く見られなくなります。
また、女性もこの数のいいねに対応するために、男性をシステマティックに選別します。
それこそイケメンかどうか、高収入かどうかなどで判断されてしまうため、ブサメンは相手にもされません。
この現象でもブサメンは圧倒的に不利なのです。
ブサメンは内面をアピールできる場へ
ここまで話したとおり、マッチングアプリに合う人というのは、イケメンや高スペックなどの一瞬で相手にアピールできる強みがある人です。
ブサメンのように、むしろ一瞬で相手の好感度を下げるような人には向きません(言い過ぎ)。
そのため、ブサメンに向く婚活は、内面をアピールできる場が与えられる方法です。
ブサメンには、マッチングアプリより、街コンや婚活パーティの方が彼女が出来る可能性が高いと思います。
さらに可能性が高まるのは、職場や習い事の場です。
婚活パーティは、一回限りの場しか与えられませんが、職場や習い事の場ならば、何度も顔を合わせる機会があり、よりあなたの内面をアピールできる可能性が高いです。
自分の強みを活かせる場に合わせた婚活をすることが、彼女を作り、結婚までに至る近道でしょう。